
2005.1.17 第3回 スタッフの発揮能力を高める方法
龍角散の会長であった故・藤井康男氏が唱えていたグッピー理論をご存知でしょうか?
グッピー100匹を水槽に入れると、えさにありつける50匹とえさにありつけない50匹に分かれるそうです。
さらに、勝ち組の50匹、負け組みの50匹を、それぞれ別の水槽に移すと、また、25匹ずつの勝ち組・負け組みに分かれるのです。
ここまでの話であれば、「世間には勝ち組・負け組みがどうやってできてしまう」という話で終わってしまうのですが、グッピー理論の重要な部分は、この後です。
勝ち組の中の負け組みである25匹と、負け組みの中の勝ち組である25匹を同じ水槽に入れると、後者がえさにありつけるようになるそうです。
この話は、負け組みの中で、勝ち組になったグッピーは、成功体験を積むことによって、最初は敵わなかったグッピーに勝てるようになるのです。
組織論の話として、よく引用されます。グッピーだけではなく、人も、成功体験を積んでいるかどうかによって、発揮能力が変わってくるのです。
では、成功体験とは何でしょうか?
多くのスタッフは、「お客様に認めてもらえること」「お客様に喜ばれること」「上司からほめられること」「周囲から認められること」「成果を創出すること」などでしょうか。
そこで、次の質問の答えを考えてみてください。
あなたの会社で発生する仕事の中で、最も成功体験を積みやすい仕事は何でしょうか?あるいは、成功確率の高い業務とは何でしょうか?
上の質問の答えが、成功体験を積みやすい仕事です。
スタッフに、その仕事を与えることで、成功体験を積ませてあげてください。そして、成功を一緒に喜んであげてください。
成功体験を積み、周囲から認められることによって、スタッフの発揮能力はグングン高まっていきます。
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