
2005.2.14 メールマガジン vol.1 「成功するための事業分野の定め方」
僕は、今までに、現場で指揮をとりながら、4つの事業立ち上げを行ってきました。また、幸いなことに僕は、フランチャイズのコンサルティングに強い、大手コンサル会社に所属していましたので、多くの新規事業の内情やその立ち上げプロセスを知ることができました。
色々な事業を見ていると、どれだけ優秀な人材をつぎ込んでも、立ち上がらず消滅する事業がある一方で、大して能力がない人たちが集まっても、簡単に収益化する事業もあることに気づきます。
事業の成否の70%〜80%程度は、事業分野で決まっているのです。
事業分野を選択した時点で、その運命の大部分は決まってしまいます。
起業したり、新規事業を立ち上げようと思うと、どうしても誰も思いつかなかったような新しいビジネスを行おうとしてしまいます。でも、誰も手をつけていない領域での事業立ち上げは、困難を極めるケースが多いようです。
お客さんが全く知らない商品やサービスは、お客さんに商品購入のリスクを感じさせてしまい、購入に至りにくいのです。
一番良い事業分野は、「既に他の会社が手をつけている分野でありながらも新しさを持っている分野」です。
例えば、外食業界で一気にシェアを伸ばしたレインズ・インターナショナルという会社があります。ここは、「焼肉」という定番要素に、「おしゃれ」という新しい要素をプラスした牛角が大ヒットしました。
このように、急成長した企業をじっくりと調べると、「定番要素」+「新要素」の組み合わせの事業で業績を伸ばしているケースが多いのです。
起業や新規事業を具体的に考えていると、「新しいもの」に目を奪われてしまいがちです。
定番要素をしっかりと抑えた事業分野を設定することによって、新規事業のリスクを減らすことができるようになります。
この考え方は、事業分野に限定される話ではなく、商品開発や営業手法などについても同じことが言えるのではないかと思います。
あなたの会社の事業分野や商品戦略・営業戦略などが、「定番要素」+「新要素」で作られているかどうか、一度、チェックしてみてはいかがでしょうか?
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