
2005.4.11 メールマガジン vol.9 「社員の意識を高める方法」
社員の意識が低い・・・
こんな悩みをよく聞きます。
意識を高める方法をお話しする前に、意識とは一体何かを明確にしておきましょう。
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最近、売上が少しずつ下がってきている。
社長は、今、背負っている負債を考えると、胃に穴が開く思いだ。
でも、社員は、相変わらずのほほんと仕事をしている。
社長は嘆きます。「あぁ、ウチの社員は、意識が低い・・・」
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社長とも懇意なお客様からクレームの電話。
担当社員が対応したが、お客様の怒りは収まらず、その後、社長
に直接電話が来る。なんとか丸くおさめたものの、社員は、「あれ
は、お客様がムリを言っているんですよ」と平気な顔。
「はぁ、もっと高い意識を持ってくれたら・・・」
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どこの会社でも、よく見かける光景です。
1つ目の例では、社長は売上低下を問題と感じているが、社員は感じていない。2つ目も同じです。
意識とは、「問題意識」と同義で使われていることが多いようです。
なぜ、問題意識を持ってくれないのでしょうか?
そもそも、問題というのは、目標(あるべき姿)と現実の間にギャップが生じた時に発生します。
問題が発生すれば、人は「自動的に」その問題を解決しようとするスイッチが入ります。
つまり、問題意識が低いというのは、自動的にスイッチが入る段階に至っていないということなのです。
さらに言えば、社長が問題だと感じていることを、問題だと感じていないということです。
なぜでしょうか?
先ほども書きましたが、問題は、目標と現実のギャップです。
ギャップが発生したときに、問題を認識します。
目標、あるいは、正確な現状認識がなければ、問題を感じません。
たとえば、1つ目の例で言えば、売上低下によって、今、会社はどんな状態にあるのかが分からなければ、問題を感じるはずがありません。
現状認識がないからです。
2つ目の例で言えば、クレーム対応のゴールが、「問題を処理する」ことになってしまっていれば、無事にゴールを達成しているわけですから、社員は問題を感じないでしょう。
目標(あるべき姿)が間違っているからです。
社員の意識を高めるためには、この点について手を打たなければなりません。
具体的には・・・
1)正確な現状認識をしてもらう。そのために、経営者・上司は
社員に適切に状況を説明する。
2)今、社員が持っている「目標=あるべき姿」が間違っていな
いか確かめ、間違っているなら、認識を変えてもらう。
3)社員が「目標=あるべき姿」を持っていないなら、しっかりと
話し合って、目標を持ってもらう。
これだけで、社員の意識に大きな変化が見られます。
これは、僕が実証済みの施策です。
社員の意識の低さに悩んでいる方は、ぜひ試してみてくださいね。
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