起業をして、1年半になるものです。
元々IT関連の会社に勤めて居たのですが、ECの拡大需要を見込みロジスティック業を始めました。
当初の目論見とは異なり、月々の売上も少なくようやく食べられる程度です。
業務の煩雑さと売上のバランスを考えていると、このままロジスティックを柱に進むのと、IT関連で違う柱を模索するのとどちらが良いか決めあぐねております。
僕も同じ問題で悩んだ時期があります。経営をしていく中では、何度もぶち当たる問題なのかもしれませんね。
今まで色々な取り組みをしてきましたが、結果的に考えると、最も大事なことは、利益が上がるかどうかではなく、自分が納得する方向性を模索することだったように思います。
今のロジスティックス事業への力の配分を減らして新しい事業を始めるか、あるいは、ロジスティックス事業に全てを賭けるか、その意思決定の根本にご自身の思い、ご自身がやりたいと思うこと、を反映させることが大事なのではないでしょうか。
売上が低迷すると、どうしても目先の利益を考えてしまいます。
実際、僕も何度も目先の利益を求めてしまった時期があります。そして、最も利益が取れそうな事業へ集中的に資源配分を行ってしまいました。一見、この意思決定は正しそうですが、色々な事例を見ているとそうでもないような気がします。
事業というのはそう簡単に大もうけができる性質のものではなく、腰を据えてコツコツと進めていく種類のものだと思います。
やりたいと思ったことであれば、多少売上が苦しくても努力を続け収益化できますが、あまり乗気でないことは、努力を続けることが困難だというのが僕の基本的な考えです。
やりたくないけれども利益が出そうだから始めた事業では、利益が出なければ、続ける意思を保ち続けることが困難なのは当然ですよね。
継続的な努力が前提になければ、一時的に利益を上げることはできても、すぐに顧客に見切られてしまいます。そうなれば、利益は継続しないでしょうから、「その事業をやりたいと思うかどうか」、つまり、「長い期間、努力をすることができそうかどうか」が事業選択において最も重要なことだと感じます。
その次に考えるのが「収益を出せそうかどうか」です。
企画段階で、収益が出そうに思わない事業は、ほとんどの場合、収益化できません。企画段階で「絶対行ける!」と思ったものでさえ、やってみると全然ダメだったりするのですから。
やりたいことで、かつ、収益が出そうだと感じるものがあれば、新たな柱を作るつもりで時間とお金を投資してみてもよいかもしれませんね。
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