■起業家の独り言−−高い目標を設定しよう

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2005.8.21 明確な目標を設定しよう

 

 この起業の極意のWEBサイトの中でも何度か目標設定の重要性については触れている通り、僕は、目標設定によってその人やその会社が成功するかどうかが決まるような気がしてなりません。

 

 起業してからは特に目標の重要性を痛感しているのです。
 会社の売上目標が1億円なのか、10億円なのか、100億円なのかによって、経営の仕方は全く異なるからです。

 

 僕の経営している会社では、現在、印刷事業(正確にはDTPデザイン事業ですが)、WEBマーケティング事業を行っていますが、目標売上額や目指すべき組織風土によって、どちらの事業にどのくらい時間と費用を使うのか、どのくらいまでのリスクを受けれいれるのか、どんな人材が必要なのかが全く異なるわけです。

 

 たとえば、僕の会社であれば、年商1億円・2億円の会社でよいのであれば、新規開拓数は高いレベルを維持していますから、今の状態を維持すれば全く問題がありません。経営の最重要ポイントは、経営の維持であり、つまり、既存客との関係強化・商品の品質管理となるでしょう。これらの活動を今やっているレベルで進めればよいだけです。

 

 年商100億円の会社を作り上げようと思えば、WEBマーケティング事業にはあまり力を入れない方が良いでしょう。この事業は属人的な要素が強いために標準化ができないからです。優秀な人材を採用し、じっくりと時間をかけて教育していくという気の遠くなる作業が必要になります。

 短期間で100億円の企業を作ろうと思うならば、標準化を行いやすい事業を選択することが重要になります。この方が事業展開スピードが速いからです。
 僕の経営する会社で言えば、WEBマーケティング事業ではなく、印刷事業を拡大する方が良いということになります。

  年商100億円を目指す場合の 経営の重要ポイントは、「標準化可能な事業の選択」「新規開拓力の強い商材・事業の開発→独自の技術・ノウハウ・仕組みの開発」ということになります。

 

  年商1億円・2億円の経営のポイントとは全く異なるわけです。
  逆に年商1億円レベルであれば、社長と優秀な社員1人か2人の属人的な能力で勝負した方が経営は簡単ですし、安定するのではないかと思います。

 

 このように、全く同じ現状であっても、目標によって、最適解は異なるわけです。

 多くの人は、「現在の状態」に対して最適な策があると考えます。分かりやすく言えば、 「こんなチラシを打っている」と見せれば、「チラシのここをこのように作り変えればいいですよ」という答えがあるものだと思っています。

 しかし、 実際には、現在の状態と目標の関係性の中で最適な解があるのです。誠実な会社を作るのだという決意・目標があるのであれば、「こんなチラシを打っているのですが、誠実な会社であることを理解してもらって共感してくれる人に反応して欲しいと思っています。もっとよくする方法はありませんか?」という質問になります。目標地点が明確なので、答えも出やすくなります。

 

 僕は、明確な目標を持つことはとても重要だと思います。
 目標が不明確であれば、何が最適なのかの判断もできません。

 

 経営においては、様々な思考方法や手法があります。
 どの手法が自社や自分のチームに効果的で、どの手法はあまり合わないのか、目標が明確になれば自然と判断がつくようになってきます。

 

 目標が曖昧であると、中途半端に終わってしまうことが多くなってしまいます。

 先日、採用面接を20数名行いましたが、目標が不明確な人が非常に多かったような気がします。目標が正しいかどうかではなく、まずは目標を持つことが全てのスタート地点だと思うのです。

 

 

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