■起業家の独り言−−人の好意によって成り立っている

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2006.2.7 人の好意によって成り立っている

 

 起業してしばらく、僕は、突っ張っていました。

 若いのに起業したからか、僕の起業に対して懐疑的な意見や見方が多いように感じていたからです。今思えば、もしかしたら、僕がそう感じていただけかもしれません。

 誰もそんな風に思っていなかったのかもしれません。あるいは、思っていたとしても、それは極少数の人だったのかもしれません。

 

 ただ、どちらにしても、僕は、「成果を出すしかない」と考えていました。

 また、できる限り自分の力だけで成果を出したい、そうすれば、若い自分でも認めてもらえるのではないか、そんな思いを抱いていたのだと思います。

 当時は、そんなことを明確に意識していたわけではありませんので、今、推測すると・・ということですが。

 

 

 でも、今は、強く感じます。

 自分と自分の会社は、人の好意によって支えられてるんだなと。

 自分の力だけで成果を出すのはとても難しいと。

 

 何も僕の会社に仕事を発注してくれなくても、他を探せば、似たようなサービスを提供している会社はあると思います。そんな中で、僕の会社に仕事を頼んでくれる顧客がいます。何が発注の動機なのか、と考えると、どうもそれは「好意」とか「信頼関係」いう極めて人間的なもののように感じます。

 

 社員も、仕入先もしかりです。

 僕の会社じゃなくても選択肢はあるはずです。

 それを一緒にやろうとしてくれる、それは好意なんだなと感じます。

 

 

 もしかしたら綺麗ごとのように聞こえるかもしれません。

 でも、好意という人間的な側面がなくなり、ビジネスライクなメリット・デメリットの関係に終始してしまうと、その時点で仕事は無味乾燥で面白くないものになってしまうような気がします。

 

 人間的な側面を重視しつつ、その上で、ビジネス的なロジックを積み重ねることができる、バランスの良い経営者になりたいと思っています。


 

 

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