■起業家の独り言−−お金を稼ぐということ

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2005.3.5 お金を稼ぐということ

 

 お金を稼ぐというと、日本では、白い目で見られる傾向が未だにあるように感じます。

 

 でも、僕は思います。稼げる人間は、稼ぐ使命があると。

 

 ある社長の話です。
 その社長の会社に30年以上勤務し、会社の成長を支えた人材がいました。その社員も、60歳になり、定年を迎えました。
 社長は、その社員には身寄りがいないことを知っていました。 また、その社員が、会社の仲間をまるで自分の家族のような存在として感じていることに気づいていました。

 社長は、 会社を辞めて、その社員が1人寂しく暮らすことになることを心配していたのです。

 でも、会社の経営という点から言えば、その社員の能力は、年齢とともに衰え、今後も在籍させ続けることは厳しい状態でした。会社の業績も、余裕がある状況ではありませんでした。
 悩みに悩んだ社長は、その社員を会社の経費ではなく、ポケットマネーで再雇用することに決めました。もちろん、ポケットマネーであることは、他の社員の誰にも伝えませんでした。

 再雇用を言い渡された日、定年で退職しなければならないと思っていたその社員は、涙を流し、泣いて喜んだそうです。何度も何度も、「本当にありがとうございます」と繰り返したそうです。

 

 稼ぐ能力がある人には、お金を稼ぎ出す使命があると僕は思います。

 同時に、稼ぎ方と同じくらい真剣に、その使い方を考えるべきだと思います。使い方によっては、誰かの役に立ったり、人に喜ばれたりすることができるはずだからです。

 

 お金を稼ぐということは、世の中や、人のために役に立つ手段を手に入れることだと僕は考えています。自分もある程度の水準の生活をし、さらに、世の中の役に立つ。稼ぐ能力がある人は、そういうことを考えるべきだと思います。

 

 でも、実際は、お金を稼いで、それを自分のために使うことしか考えられない人が多いのかもしれません。

 

 お金を稼いで、世のため・人のために使う。綺麗ごとかもしれませんが、そんな人間になりたいと思います。(もちろん、自分もある程度の水準の生活はしたいですよ・・・(笑))

 

 

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